片頭痛予防薬:CGRP関連薬について

CGRPって?

CGRPとは、三叉神経(ざっくり言うと顔の感覚神経です)の末梢にある物質で、過剰に発現・放出されると血管拡張作用や神経の炎症をおこし、片頭痛発作をおこすと言われています。

なので、このCGRPを作らせない、または、受け取らせないようにすることが片頭痛治療の鍵になります。

治療の薬はなにがあるの?

まず登場したのがトリプタン製剤です。出た当初(今でもですが)は画期的な薬で、CGRPが放出されるのを防ぎます。ただ、持続時間が長くないのと、放出されないうちに内服しても効かない、また、放出されきってしまって(つまり頭痛がピークの時)内服しても当然効かず、飲むタイミングが難しい薬剤です。

注射薬について

2022年より3つの注射薬(アジョビ・エムガルティ・アイモビーグ)が発売になりました。トリプタン製剤と違い、長期間(数ヶ月単位)かつ24時間、CGRPそのものを標的にする薬剤と受容体(うけとると頭痛がでるキャッチャーミットと思ってください)を標的にする薬剤があります。いずれも非常に効果が高い薬剤ですが、予防内服が効果がない、もしくは副作用で飲めなかった方が対象になります。

当院はすべての薬剤が使える様に準備してあります。リーフレット等もありますので相談大歓迎です。

コメント